入れ歯は、以前に比べ、丈夫で薄く、装着も違和感が少なく、見た目にも目立たない、より優れたつくりになりました。
また、しっかりフィットし、ずれ難いので、食事制限もほとんど無く普通に噛むことが出来ます。
入れ歯はすべての症例に適応できるという特長がある反面、入れ歯で困っている人は、1000万人以上と言われ、「痛い・噛めない・はずれる」が入れ歯の三拍子と言われてきました。
合わない入れ歯を使用していると、アゴの骨は急速に減っていきます。
アゴの骨が減ると、余計に入れ歯が合わなくなり、さらに急速に骨が減っていくという悪循環に陥っていきます。
こうした合わない入れ歯を使用されている方の多くは、“入れ歯は噛めないもの"“歯を失ってしまった以上、仕方のないこと"など、入れ歯でおいしく食事をとること、快適な生活を送ることを諦めてしまっています。
これは非常にもったいないことです。
歯科医療は日進月歩の世界です。
技術の進歩、歯科医師・歯科技工所の努力によりピッタリと合う入れ歯を作ることも可能になっています。
ぴったりと合う入れ歯であれば、生活の質が上がり、快適でおいしく食事をとることもできるのです。
合う入れ歯と、合わない入れ歯の違いは何なのかという正しい知識を患者さん自身が知ることが、自分にピッタリと合った入れ歯に出会う第一歩となります。